思考

遊びの時間の使い方が下手だ。
そもそも時間の使い方が下手だ。
昼からか夕方からが仕事であればその前ギリギリまで寝てしまう。
それだけはなんとしてでも直さなければいけない。
性格だとかそれも個性だとかそんな御託はいらない。
他ならぬ自分自身がそれで迷惑しているのだ。
自分で使える時間を確保しなければいけない。
寝ておけばいいという問題じゃあないんだ。

さっさと起きろ。いつまでだらけるつもりだ。

夏過ぎて

すっかり夏の暑さも緩んだ、といった様子だ。夜になれば、肌寒ささえ感じるようになった。このまま涼しくなってくれればいいのに、なんていう願いはきっと一筋縄では叶わないのだろう。ただ、この時期にはこの時期の味がまたあるのだから、それを堪能するとしよう。昼間の暑さはもう少しの辛抱だ。先月よりはかなり楽に過ごせるようになったのだから、ありがたく享受するとしよう。
八月も下旬にさしかかり、暦の上ではすっかり秋でもある。まだまだ秋というには暑い時間も多いが、後期に向けて英気を養うにはちょうどいいだろう。あと四十日ほどの夏休み。踏み切りをつけていきたい。

身体

精神面で元気になっても、身体には疲労が蓄積するものだ。東京遠征で精神面は随分とよくなったが、だいぶ体力を使ってしまっていたみたいで、今日は夕方まで寝てしまった。まあ何の予定もない日だったからいいが、いい加減進捗を生みたい。そんなことを思いながらなぜsimutransに興じているのかという話だが。晩ご飯を食べて今は執筆にとりかかっている。今回から書き方を変えてみた。というのも、概要を先にある程度書くようにした。これまでは気ままに書くばかりだったが、ある程度でもいいから先に見通しを立ててみようという試みだ。どちらの書き方が自分に馴染むのか、どちらの書き方がより目的に適するのか、実験したい。慣れているのはそれはもちろんこれまでにやってきた方法だが、プロットを立てるやり方のほうが見通しが立てやすいというのは知っているので、それをやる際に気を付けるべきことは何なのか、というのも併せて探っていきたいのだ。やり方という「身体」も、鍛えていこう。

帰京。

東京遠征を終え、京都の自宅へと帰ってきた。
移動や宿泊などのコストカットを図ったにもかかわらず相応にコストがかかったが、得られたものはそれ以上だと胸を張れる。
やっぱり、文を書いててよかった。この趣味でよかった。再追認だが思う。これはまぎれもなく自分の生き様だ。おかげで一気に意欲が高まった。ありがとう、今回の旅。

創作

文が書きたい。書いたものを読みあって話したい。人と一緒に創作をするというのはそういった醍醐味もある。世界観共有、プロット共有など、同じものから人によって違ったものができるのを見るのも面白い。せっかく仲間がいるんだから、何かしらそういったことに参加したい。
というわけで、書くよ。910の月次企画。がんばる。

欲望渦巻く東京の空

今日は涼しい。そんな朝を感じていた。お台場へ向かう途中もさほど苦ではないと思っていた。
そんな私の欲望はあっさりと裏切られた。
太陽が照り付けるわけでもないからこそ余計にねっとりとまとわりついてくる熱は一本ずつ足を阻む。そんな中にまた一時間近く密集して並び歩く。暴力的な太陽に当てられた人間の水分が呼吸を支配していく。それに抵抗しようとレモン炭酸水を飲むも、口を阻害する湿度を吹き飛ばすにはあまりに無力だった。
この時、とある三文字が脳裡をかすめた。
熱中症
その三文字は、持つ飲み物をポカリスエットに変えさせるのに十分な暴力だった。
蓋を開け、ポカリスエットを飲む。オアシスとはこういうものなのか。その感動からか、倦怠感がすっと落ちる。帽子をかぶり直し、京都大学の団扇を得意気に振る。それだけの力がまだ内にあることを感じさせてくれた。やっぱり暑いときはポカリスエットに限る。

思えば、以前に熱中症で体調を崩したときも、毎日のようにポカリスエットを飲んでいた。申し分程度に食べようと思っても、どうにも食欲が湧かない。栄養が足りず、弱る身体を救ってくれたのはポカリスエットゼリーとカロリーメイトだった。なぜだろうか、食欲がないときでもカロリーメイトだけはゼリー以外でも問題なく喉を通る。もしかすると、そういった状況も想定して作られているのではなかろうかと思えてしまうほどに、すんなりと食べられるのである。あの時自分が死なずに済んだのはきっとポカリスエットカロリーメイトのおかげなんだ。ありがとう大塚製薬

早朝。

早朝の渋谷は悲惨だった。エレベーターから降りると頭を抱えてふらつくキャバ嬢が乗ってくる。道を歩くと道端で若い男が不思議な体勢で意識を失っている。どこの世紀末だよ。世界に名だたる大都市東京も、土曜の早朝は悲惨だった。それを尻目に俺は朝からトンカツをたらふく食い、そして道玄坂サンマルクでコーヒーを飲んでいるところだ。いい席だと思ったら、冷房が直撃して寒い。もうしばらく時間を潰したかったのにこれじゃさすがにしんどいか。席を動こうかと悩んでいる。でも隣の人が筆ペンで絵を描いているのが気になって動けないのだった。可愛らしいうさぎさんの絵だ。文化的な朝だなあ。そして店員さんが元カノそっくりだ。可愛い。あの頃のあいつを都会的にしたらあんな感じになったんだろうか。あまり見すぎても気味が悪いので控えつつ、俺は原稿を書こう。何かが生まれそうな空間だ。
……その前に、もう一杯、コーヒーをいただこうか。